[PR] ブライダル 専門学校 モンゴルの風習:岐路に立つ大相撲

モンゴルの風習

モンゴル、遊牧民の風習、文化など

「草原の国」「蒼き狼の国」。東は朝鮮半島、南はビルマ、チベット、アフガン、西は東ヨーロッパ、トルコにまたがるユーラシアの大部分を占めたモンゴル帝国の末裔で、チンギスハーンは祖国の英雄としてあがめられている。チンギスハーンが兵の訓練のためにはじめたという、競馬、弓、そしてモンゴル相撲が行われる「ナーダム」というお祭りが毎年、夏に行われる。しかし以前はほとんどを閉めていた遊牧民も、民主化が進むとともにやめてウランバートルに職を探して移住してくる人が増えたという。モリブデンなど特殊鋼や石炭などの埋蔵資源も見つかり、今後の遊牧民の生活もどんどん変わってゆくのかもしれない。


チンギスハーン.gif


遊牧民は季節により草原を移動する旅を続けるので極力、物を持たず、住居である「ゲル」も折りたたみで、組み立てるのに一時間とかからない。ゲルの中には部屋や区切りも無くプライバシーという意識は無い。鍵は無く訪ねてくる客は誰でも歓迎。

家畜の糞を燃料として使いゲルの真ん中のストーブで煮炊きもする。食材は羊が歩いてついてくる。野菜は食べないので畑はいらない。とても機能的勝つ質素な生活であった。しかし民主化で電気製品も増え冷蔵庫やテレビなどを持つ遊牧民も増え発電機も必要となり移動が難しくなった人も多い。また移動手段も馬から車やオートバイにかわり草原のゴミや破壊も増えているという。


ゲル写真.gif


特産品の一つだったカシミアが海外で高価に売れることを知り、羊ではなく山羊を飼うようになった遊牧民が増えた。山羊は羊と違い草の根元まで食べてしまうので次の年生えにくく草原が失われてゆく原因にもなっている。


お祝いの時、客をもてなす時、羊をさばき料理して振る舞う。
血一滴も無駄にしないというモンゴル人の動物のさばき方は見事で、血が飛び散るようなこともないので、見ていても凄惨な感じも受けない。ジンギスカン鍋というのは日本人の創作であり、基本的にモンゴルでは肉を焼いて食べない。モンゴルではあらゆる所に神がおり、肉を役と肉汁で火が汚れるからだという。


さばいた羊はほとんど無駄にするところがない、血は腸詰めとしてボイルして食べる。
毛皮はフエルトとして服や、ゲルの壁として防寒対策になる。くるぶしのホネは「シャガイ」とよばれ、おはじきやサイコロのようにして使われる子供の遊具になる。


アルヒとよばれるウォッカを飲む。飲む前にお酒を指の先につけ、天に向けはじき、次に地に向かってはじく。それぞれの神に祈る行為である乾杯、いただきますのような意味。また馬の乳を撹拌することで発酵させた馬乳酒は健康飲料、薬、としてものまれる。カルピスは創業者がこれを飲んだ経験をもとに創り出したと言われている。

チーズなど乳製品の種類は多く西欧のチーズやヨーグルトももとはモンゴルの騎馬民族が広めたものだという説もある。


デールと呼ばれる、チャイナ服やベトナムのアオザイにも似た民族俗服を着る。夏用、冬用、儀式の時用などがある。


家を次ぐ跡取りは末の男の子である。女の子はおしゃれで、幼少からピアスをしている。

ホーミーと呼ばれる一人で二音を出す発声法がありとても不思議で奇麗な音色である。
また馬頭琴と呼ばれる民族楽器もある。

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