モンゴル相撲
モンゴル相撲
モンゴル相撲は、チンギス・ハーンが兵を鍛えるために始めたと言われている
古くから伝わるモンゴルで人気のスポーツです。
年に一度、7月に民族の祭典である国家ナーダムがあり、その出し物の一つとしてモンゴル相撲が行われます。
取り組み時の衣装は帽子、ドゾク(ベスト)、ショーダク(パンツ)、ゴダル(ブーツ)を身につけます。日本の相撲でいうところの行司はザソールといいます。
取り組み前にザソールがツォルという歌を歌い、対戦する二人は鷹が飛ぶような勇者の舞を舞います。そしてがっぷり組んだ状態から試合をします。
モンゴル相撲は、ひじ・ひざ・尻・背中・頭部が地面についた方が負けです。
日本の相撲とは異なり、手の平が地面についても負けにはなりません。
また土俵はありません。そのため押し出し、寄り切りなどはありません。
日本の相撲と違い長時間かかることも多いようです。
勝者は両手を広げ鷹の舞を舞います。