モンゴル人力士
モンゴル人力士
1991年に元大関・旭國の大島親方がモンゴルで行った新弟子公募に合格した6人。
そのうち1人は5年後新入幕を果たし、多彩な技を繰り出し「技のデパートモンゴル支店」と呼ばれ相撲界を湧かせ、親しまれた。
それがモンゴル国内では横綱朝青龍以上の人気ともいわれる、今のモンゴル力士全盛のきっかけをつくった旭鷲山である。またその六人のうちの別の1人が今も現役を続ける旭天鵬である。
その6人の頑張りがあったからこその隆盛で、
関取は白鵬以外に
日馬富士、鶴竜、玉鷲、徳瀬川、朝赤龍、旭天鵬、時天空、白馬、翔天狼、光龍、猛虎浪
の幕内力士と十両の 城ノ龍、星風 のあわせて14人
さらに幕下以下に18人
以前より少し減りましたがモンゴル人力士はあわせて22人と凄い人数です。
一時一大勢力であったハワイ勢もここまでの人数ではなかった。
ハワイ勢は恵まれた体格、パワーを主体とした相撲だったが
モンゴル勢は多くはモンゴル相撲の下地があるからか、
多彩な技や足腰の強さが目立つ相撲である。
もう一つ違うのは、ハワイ勢は日本に帰化し日本国籍を取ったが、
現在、モンゴル勢では、日本国籍を取得したのは旭天鵬と最初の6人のうちの1人、幕下の旭天山のみでした。
これは何を意味するかと言うと、現状相撲界では日本国籍がなければ引退後相撲界に残れないということである。
すなわち親方となり部屋を起したり、継いだりできないということである。
だから、優勝回数20回を超えた立派な成績でも朝青龍には一代年寄りの話も出ないのである。はたしてこれはどうなのだろうか?国技だから当然なのだろうか、それとも…
ちなみに白鵬は日本国籍を取るのを前向きに考えているとの事。