[PR] ブライダル 専門学校 一門:岐路に立つ大相撲

一門

5つの一門

相撲の世界には「一門」というものがあります.

所属した部屋から独立し新たに起した部屋が本家の部屋と集まったり、
元は違う一門だったが本家筋とは縁が薄くなってたりしていた部屋同士が集まったりし、いろんなことを協力しあっているのが一門です。


以前は本場所は一門別対戦であり、同じ一門同士の取り組みはありませんでした。
地方巡業も一門ごとやっていたそうです。
まさに「同じ釜の飯を食べた仲間」という感じだったのでしょう。


現在では一門としての関係はだいぶ薄らいでるようですが、一緒に稽古をしたり、また理事の選出の時には意見を統一し候補を絞ったりなど協力しあっています。


横綱の土俵入りで自分の部屋に幕内力士がいない場合に同じ一門の部屋より力士を借り太刀持ちや露払いを頼んだりします。また十両以上になると付き人がつくのですが、特に横綱には多くの付き人がいります。これも同門の部屋から幕下以下の力士を借りて来たりします。


現在ある53部屋を下記の5つの一門に別けることができます。
なお例外として高田川部屋はどの一門にも所属していません。





一門の勢力

【理事会の勢力】
朝青龍の処分を決定した相撲協会の理事会というのは10人の理事からなりたちます。
以前は、五つの一門から二人ずつ理事を選出し無選挙で決まっていました。
平成10年に高田川親方が周囲の反対を押し切って立候補し選挙になり、
それ以降、力関係が崩れました。


出羽海一門……3人 (監事1、役員待遇1)
二所ノ関一門…3人 (監事1)
立浪一門………2人 
時津風一門……1人 (監事1)
高砂一門………1人 (役員待遇1)
無所属…………………(役員待遇1)

しかも今回の決定の時は朝青龍の師匠高砂親方は理事会から閉め出されたと聞いています。

【年寄りの所属一門】
年寄り(親方)105人+2人(一代年寄り)

出羽海一門……27人 
二所ノ関一門…31人 
立浪一門………16人
時津風一門……17人 
高砂一門………14人
無所属…………2人